2025年03月26日

ヒメボタル生息地保全活動を農業公園でおこないました

 23日。農業公園の真竹の竹林に設置している竹囲いの補修作業をおこないました。一般参加のみなさん・ヒメボタルサポータークラブや猪名川キッズクラブのみなさんなど、9家族26人の参加でした。竹林の中に生息するヒメボタルの幼虫や幼虫が食べるカタツムリの仲間が生息できるように、竹林の乾燥を防ぐために竹囲いを設置しています。
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 今回は傷んできた部分の補修作業をおこないました。最初に竹林の竹を切り、竹割り器で割って、竹囲いの補修に使用する竹を準備します。小さい子ども達も頑張って作業をしています。
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 割った竹を使って竹林の周りの竹囲いの補修をします。劣化しているところに新しい竹を当ててとめていきます。竹林の外だけでなく内側にも入ってとめていきます。
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 尼崎で唯一の天然の蛍であるヒメボタルの生息数は減少しています。生息数の回復へ尼崎市と協働で市民参加の取り組みを継続していきたいと思います。今年もヒメボタル観賞会をおこないます。たくさんのヒメボタルの輝きが観られること願っています。
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2025年03月05日

ヒメボタル生息地保全活動in農業公園(3/23)ご案内

 農業公園は、公園内の竹林を中心に尼崎では貴重なヒメボタルの生息地になっています。ここ数年、生息環境の悪化もあり大幅に発生数を減らしていました。そのため、5年前からヒメボタルの里サポータークラブを中心に尼崎市と協働で「生息地保全活動」として竹林の周りに竹囲いの設置をおこなっています。
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 竹囲いの設置から5年が経ち、補修の必要な部分もあります。尼崎市農政課や環境創造課と協議をおこない、市民参加での「ヒメボタル生息地保全活動in農業公園」を継続して実施しています。どなたでも参加いただけますが、事前の申し込みをお願いします。みなさまの参加をお待ちしています。
◎ 問い合わせ&申し込み先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne. jp

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2025年01月22日

ヒメボタル生息地保全活動in猪名川:河川敷の樹木を伐採

 19日猪名川河川敷でのヒメボタル生息地保全活動を実施しました。ご家族連れを中心に若手の男性グループも参加いただき、40人の参加でおこなうことができました。今回はあまがさき環境オープンカレッジの連携活動として、ノコギリの購入などの活動助成をいただきました。
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 河川敷の樹木は大きく成長すると、水の流れを妨げたり、大水の時に流された樹木が橋脚や橋げたなどに引っかかって洪水を引き起こす原因にもなります。
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 洪水防止の目的で河川敷のは数年おきに伐採されています。しかし、大きくなって重機での伐採をすると地面が踏みつぶされてヒメボタルの幼虫の生息地が荒れてしまいます。そのため、猪名川河川事務所と相談してヒメボタルが多く生息していたこの場所では市民の手によって毎年人力での伐採を続けています。
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 昨年5月には4年ぶりにヒメボタルが乱舞する光景が復活しました。12月におこなわれた猪名川河川事務所主催の幼虫調査でも、4年ぶりに多くの幼虫を見ることが出来ました。5年間続けてきた活動の成果が表れたのかもしれません。今年の5月、6年前のように河川敷一面に数百のヒメボタルが乱舞する姿を見られることを期待しています。
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2024年12月29日

ヒメボタル生息地保全活動in猪名川:ヒメボタルを守る“きこり”になろう(1/19)ご案内

 猪名川公園北側の低水敷では、5月には無数のヒメボタルが飛び交う姿が見らます。しかし、低水敷にヤナギなどの樹木が生え、数年たつと洪水対策で重機を乗り入れて根こそぎ伐採されます。重機が入ると表土が踏みつぶされ、ヒメボタルの幼虫が死に絶え生息できなくなります。
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 そのため、国土交通省猪名川河川事務所と協議をおこない、「重機を乗り入れての伐採を避けるために、市民参加でのヒメボタル生息地保全の低木管理を毎年実施する」ことで合意しました。今年も、2〜3mの高さに伸びたヤナギなどの樹木をノコギリで伐採します。尼崎で「樵(きこり)」気分も味わえます。どなたでも参加いただけますが、メールで事前の申し込みをお願いします(申し込みは家族単位でお願いします)。みなさまの参加をお待ちしています。
◎ 問い合わせ&申し込み先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

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2024年12月24日

ヒメボタル幼虫調査in農業公園Aトラップの回収をしました

 21日。農業公園でのトラップの設置から1週間。竹林や猪名川旧堤防に設置した300個のトラップの回収です。生き物が大好きな小学生・兵庫県の各地のヒメボタルについて調べておられる方など12人の参加です。
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 回収したトラップの中からはヤスデやムカデ・ゴミムシなどは出てきますが、ヒメボタルの幼虫は見つかりませんでした。気温が低い乾燥した日が続いたからか、残念な結果になりました。
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 ヒメボタルの幼虫は見つかりませんでしたが、竹林の中でフクロウの死骸を見つけました。死因は分かりませんが、この場所にもフクロウが来ていることに驚きました。シンジュキノカワガという少し珍しいガも見つけました。成虫で冬越中のようでした。
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 終了後、スタッフは回収したトラップの洗浄作業です。300個の洗浄は一仕事です。今後、ヒメボタル生息地保全活動in農業公園として3月に竹林の竹囲いの補修作業をします。農業公園のヒメボタルが以前のように乱舞する姿を取り戻せるように、市民と尼崎市が協働して取り組んでいきたいと思います。
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2024年12月18日

ヒメボタル幼虫調査in農業公園@:トラップを設置しました。

 14日。農業公園でヒメボタル幼虫調査です。今回は1回目で、農業公園のあずまやの下でトラップを作って設置します。最初に準備しておいたタニシを砕いたものをケ−スに詰めていきます。
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 ピンセットでタニシをつまんで入れていきます。タニシの匂いがただよいます。設置した時の目印にテ−プをつけてふたをします。300個のトラップを作るのには少し時間がかかりました。
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 農業公園の2つの竹林や猪名川の旧堤防などにトラップを設置します。1m感覚で印がついたテ−プを事前に張っています。テープに沿って1個ずつ埋めていくのですが、土が固く穴を掘って埋めるのに苦労しました。
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 ヒメボタルの幼虫がどこで生息しているのかを確認し、生息地を保全する活動につなげます。1週間後の12/21(土)にトラップを回収します。2回目だけの参加も歓迎です。参加を希望される方はお知らせください。ヒメボタルバッジ2(緑バ−ジョン)の販売も開始します。
◎ 問い合わせ&申込先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

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2024年11月30日

ヒメボタル幼虫調査in農業公園(12/14&21)参加者募集のご案内

 ホタルといえばきれいな川にすむというイメージですが、ヒメボタルは湿った草地や林などの陸地に生息し、「森のホタル」とも呼ばれています。尼崎市内でも、農業公園や猪名川・藻川の河川敷周辺に生息しています。
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 昔はたくさんのヒメボタルが飛び交っていましたが、開発などによって数が減ってしまいました。そこで、貴重なヒメボタルが残っている農業公園の環境をよく知るため、幼虫調査をおこないます。尼崎に残る貴重なヒメボタルを守る活動に、ぜひご参加ください。家族単位でのお申し込みをお願いします。
◎ 問い合わせ&申し込み先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

posted by もりぞー at 08:40| Comment(0) | ヒメボタル