一つの果実には約1,600粒の種子が内包されており、一個体は100個の果実を成すこともあるため、多い個体では15万粒の種子をつくります。種子の表面には凹凸があり未熟な状態でも発芽し、また、結実から5年を経たものでも発芽することができます。根と葉からは、アレロパシーという周りの他の植物の生育を強く阻害する成分を含んだ物質が生み出されます。特定外来植物には指定されていませんが、繁殖力が大きな植物です。[花:2020年4月15日。猪名川堤防で撮影]
2020年05月03日
猪名の里の花々26.ナガミヒナゲシ〜道端に咲くポピー〜
ケシ科ケシ属の1年草です。地中海沿岸が原産で、日本中に広く分布しています。4〜5月にオレンジ色の花をつけます。茎を切ると黄色または乳白色の乳液が出てきます。

一つの果実には約1,600粒の種子が内包されており、一個体は100個の果実を成すこともあるため、多い個体では15万粒の種子をつくります。種子の表面には凹凸があり未熟な状態でも発芽し、また、結実から5年を経たものでも発芽することができます。根と葉からは、アレロパシーという周りの他の植物の生育を強く阻害する成分を含んだ物質が生み出されます。特定外来植物には指定されていませんが、繁殖力が大きな植物です。[花:2020年4月15日。猪名川堤防で撮影]
一つの果実には約1,600粒の種子が内包されており、一個体は100個の果実を成すこともあるため、多い個体では15万粒の種子をつくります。種子の表面には凹凸があり未熟な状態でも発芽し、また、結実から5年を経たものでも発芽することができます。根と葉からは、アレロパシーという周りの他の植物の生育を強く阻害する成分を含んだ物質が生み出されます。特定外来植物には指定されていませんが、繁殖力が大きな植物です。[花:2020年4月15日。猪名川堤防で撮影]
posted by もりぞー at 10:29| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年04月28日
猪名の里の花々25.アケビ〜熟すと実が開く=開(あ)け実(み)〜
アケビ科アケビ属のつる性の落葉低木の総称で、東アジア原産です。日本でも全国の山間部などにミツバアケビ、アケビ、ゴヨウアケビの3種類が自生しています。花は4〜5月に咲き、紫色の花を咲かせます。雌雄同株ですが、雌雄異花です。

アケビの名の由来は、秋に6〜10cmほどの長い卵のような楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から、の意味で名付けられたものです。果実は厚い果皮と、中に種と共に白いゼリー状の果肉が入っていて、熟すと紫色になった果皮がぱっくりと割れて中の種が顔を出し、この時が食べごろとなります。古くから日本では食用にされていて、果皮も果肉もどちらも食べられます。春の新芽や未熟果も食べられ、東北の山菜として食卓に並んできました。[花:2013年4月9日。実:2014年10月10日。猪名川自然林で撮影]
アケビの名の由来は、秋に6〜10cmほどの長い卵のような楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から、の意味で名付けられたものです。果実は厚い果皮と、中に種と共に白いゼリー状の果肉が入っていて、熟すと紫色になった果皮がぱっくりと割れて中の種が顔を出し、この時が食べごろとなります。古くから日本では食用にされていて、果皮も果肉もどちらも食べられます。春の新芽や未熟果も食べられ、東北の山菜として食卓に並んできました。[花:2013年4月9日。実:2014年10月10日。猪名川自然林で撮影]
posted by もりぞー at 09:22| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年04月24日
猪名の里の花々24.ヤエムグラ〜自分の茎だけでは立てない〜
アカネ科ヤエムグラ属の越年草です。日本各地に分布し、東アジア・ヨーロッパ・アフリカにも分布する史前帰化植物の一つです。八重の名の通り、葉を一ヶ所から6〜8枚輪生します。道ばたや森林と畑の境目などなどに生育します。花は白色で小さく、めだちません。果実には荒い毛が生えており、動物の毛などにくっついて散布されます。

秋から芽生え始め、春になると急に背丈が高くなります。春になると次第に茎が伸びあがって葉と葉の間が広がり、葉は細長く被針形となります。茎には逆向きに小さな棘があり、セーターなどにはくっつきます。この棘があることによってお互いが寄り添いあい、他の植物にも寄り添って立ち上がっており、自らの茎で立ち上がることはできません。和名は何重にも重なって生えることからつきました。茎や葉の刺で、衣服にひっつくのできらわれます。[2020年4月19日。猪名川自然林で撮影]
秋から芽生え始め、春になると急に背丈が高くなります。春になると次第に茎が伸びあがって葉と葉の間が広がり、葉は細長く被針形となります。茎には逆向きに小さな棘があり、セーターなどにはくっつきます。この棘があることによってお互いが寄り添いあい、他の植物にも寄り添って立ち上がっており、自らの茎で立ち上がることはできません。和名は何重にも重なって生えることからつきました。茎や葉の刺で、衣服にひっつくのできらわれます。[2020年4月19日。猪名川自然林で撮影]
posted by もりぞー at 12:22| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年04月22日
猪名の里の花々23.コクサギ〜小さな臭い木〜
ミカン科コクサギ属の落葉低木で、本州、四国及び九州の山野に自生します。湿った林内や沢沿いに群生することが多く、日本以外でも朝鮮半島南部や中国の東南部に分布しています。コクサギは「小さな臭い木」であり、その名の通り独特の臭気があります。葉は光沢があり、ミカン科特有の油点があって、独特の臭気があります。葉を煎じた汁は殺虫効果があり、汲み取り便所の蛆(ウジ)殺しや家畜のシラミ殺しに使われていました。また、枝や若葉を堆肥に入れたり、そのまま肥料として利用されていました。

雌雄異株で、雄花は総状につき、直径約8o。花弁は4個、淡緑色。雄しべも4個です。雌花は長さ1〜2pの花柄の先に1個ずつつきます。果実は刮ハで、分果は3〜4個です。種子は長さ約4oのやや楕円状の球形で、光沢のある黒褐色に熟します。[花:2012年4月12日。実:2010年10月10日。猪名川自然林で撮影]
雌雄異株で、雄花は総状につき、直径約8o。花弁は4個、淡緑色。雄しべも4個です。雌花は長さ1〜2pの花柄の先に1個ずつつきます。果実は刮ハで、分果は3〜4個です。種子は長さ約4oのやや楕円状の球形で、光沢のある黒褐色に熟します。[花:2012年4月12日。実:2010年10月10日。猪名川自然林で撮影]
posted by もりぞー at 09:07| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年04月19日
猪名の里の花々22.ニオイイリス〜根から香料をつくる〜
アヤメ科アイリス属の球根植物で、地中海沿岸原産の多年草です。春(4〜5月)に花茎を立て、白いアヤメのような花を数個咲かせます。中央の3枚の花弁は直立し、外花被片3枚の中央部にブラシ状(ヒゲ状)の突起があります。根茎を乾燥させたものには強い香りがあり、スミレの香気に似た香料を作ります。

イチハツと間違えられることがよくありますが、イチハツの花の色は基本的に青紫色です。イチハツは中国原産で、外花被片と呼ばれる垂れ下がった花弁の付け根に、白いとさか状の突起が付いているのが大きな特徴です。そして、内花被片と呼ばれる上側に付いた花弁が、斜め上に向ってピンと伸びています。また、イチハツの葉の表面には荒い筋がいくつも走っており、光に透かして見るとよく分かります。しかし、ニオイイリスの葉にはこのような筋はありません。園芸店などで、「白花イチハツ」として誤った名称で売られることが多くあり、ニオイアイリスとイチハツが混同される原因となっています。 [花:2020年4月17日。猪名川風致公園で撮影]
イチハツと間違えられることがよくありますが、イチハツの花の色は基本的に青紫色です。イチハツは中国原産で、外花被片と呼ばれる垂れ下がった花弁の付け根に、白いとさか状の突起が付いているのが大きな特徴です。そして、内花被片と呼ばれる上側に付いた花弁が、斜め上に向ってピンと伸びています。また、イチハツの葉の表面には荒い筋がいくつも走っており、光に透かして見るとよく分かります。しかし、ニオイイリスの葉にはこのような筋はありません。園芸店などで、「白花イチハツ」として誤った名称で売られることが多くあり、ニオイアイリスとイチハツが混同される原因となっています。 [花:2020年4月17日。猪名川風致公園で撮影]
posted by もりぞー at 08:17| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年04月08日
猪名の里の花々21.ヒメオドリコソウ〜花の形が笠をかぶった踊り子に見える〜
シソ科オドリコソウ属の越年草です。ヨーロッパ原産で、日本には明治時代の中期に入ってきた外来種で、本州全体に分布し畑の雑草として繁殖しています。花の形が,笠をかぶった踊り子の姿を思わせることから名前がつけられています。葉が茎の先端になるほど紫色がかるのが特徴です。

ヒメオドリコソウの花をプチっと引き抜いて、根元を口にくわえて吸うと、ほんのり甘い味がします。これはヒメオドリコソウの花の蜜の味で、糖度は、なんと50度以上もあります。糖度50度以上というと、さつまいもの「紅はるか」に匹敵する甘さです。小さな花ですがチョウやミツバチに好まれています。人間の子ども達も、小さな花を抜いて甘い蜜を楽しんでいます。ヒメオドリコソウはシソ科の植物なので、食べられます。かつては食用として親しまれており、現在でも食用としている地域もあります。天ぷらやおひたしの味噌和えがおすすめです。[2020年3月26日。猪名川自然林で撮影]
ヒメオドリコソウの花をプチっと引き抜いて、根元を口にくわえて吸うと、ほんのり甘い味がします。これはヒメオドリコソウの花の蜜の味で、糖度は、なんと50度以上もあります。糖度50度以上というと、さつまいもの「紅はるか」に匹敵する甘さです。小さな花ですがチョウやミツバチに好まれています。人間の子ども達も、小さな花を抜いて甘い蜜を楽しんでいます。ヒメオドリコソウはシソ科の植物なので、食べられます。かつては食用として親しまれており、現在でも食用としている地域もあります。天ぷらやおひたしの味噌和えがおすすめです。[2020年3月26日。猪名川自然林で撮影]
posted by もりぞー at 08:56| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年03月09日
猪名の里の花々20.ホトケノザ〜葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見える〜
シソ科の越年草です。アジアやヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布し、日本では北海道以外の本州・四国・九州・沖縄に自生しています。道端や田畑の畦などによく見られる10cm〜30cmくらいの雑草です。葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱きます。葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのがホトケノザという名前の由来です。また、葉が段状に付くところから3階建ての屋根に見立てて、「サンガイクサ(三階草)」という別名を持っています。茎の断面は四角形で柔らかいです。花期は3月から6月で、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫色で唇形状の花をつけます。子ども達が花びらを抜き取り、それを吸って蜜を味わって遊びます。

春の七草の1つに「ほとけのざ」がありますが、本種のことではなく標準和名をコオニタビラコというキク科の草です。本種を七草の「ほとけのざ」であると誤解されている場合がありますが、本種は食用ではないため注意が必要です。[2011年11月15日。藻川堤防で撮影]
春の七草の1つに「ほとけのざ」がありますが、本種のことではなく標準和名をコオニタビラコというキク科の草です。本種を七草の「ほとけのざ」であると誤解されている場合がありますが、本種は食用ではないため注意が必要です。[2011年11月15日。藻川堤防で撮影]
posted by もりぞー at 09:41| Comment(0)
| 猪名の里の花々
2020年02月20日
猪名の里の花々19.ビワ〜楽器の琵琶(ビワ)に似た果実〜
バラ科の常緑高木で、原産は中国南西部だといわれています。日本では四国、九州に自生し、多くは果樹として九州地方、四国地方、和歌山県、千葉県で栽培されています。樹高はおよそ10メートルほどになります。

葉は濃い緑色で大きく、長い楕円形をしており、表面にはつやがあり、裏には産毛があります。そして、その大きな葉陰に楽器の琵琶(びわ)に似た形をした一口大の多くの甘い実がなり、黄橙色に熟す。語源は、葉の形や実の形が楽器の琵琶に似ているからとされる。[花:2019年12月21日。実:2019年5月25日。田能の農園で撮影]
葉は濃い緑色で大きく、長い楕円形をしており、表面にはつやがあり、裏には産毛があります。そして、その大きな葉陰に楽器の琵琶(びわ)に似た形をした一口大の多くの甘い実がなり、黄橙色に熟す。語源は、葉の形や実の形が楽器の琵琶に似ているからとされる。[花:2019年12月21日。実:2019年5月25日。田能の農園で撮影]
posted by もりぞー at 09:36| Comment(0)
| 猪名の里の花々
