2017年04月17日

モンシロチョウ〜幼虫はキャベツが大好き〜

 チョウ目シロチョウ科のチョウで、この時期に普通に良く見られるチョウです。前翅の長さは3cmほどで、翅は白いが前翅と後翅の前縁が灰黒色で、さらに前翅の中央には灰黒色の斑点が2つあります。和名はこの斑点を紋に見立てて名づけられたものです。
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 全世界の温帯、亜寒帯に広く分布しています。幼虫の食草はキャベツ、アブラナ、ブロッコリーなどのアブラナ科植物なので、それらの農作物の栽培に伴って分布を広げてきました。日本のモンシロチョウは奈良時代に大根の栽培と共に移入したと考えられています。
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2017年04月12日

ベニシジミ〜明るい草地が好きなチョウ〜

 チョウ目シジミチョウ科の小型のチョウです。日本全土に分布しており、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布しています。前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で裏面は灰色です。春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られます。
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 原っぱや畑の周辺などの開けた明るい環境に多く、地面近くを飛び、いろいろな花でよく吸蜜します。人家周辺でも最も普通に見られるチョウのひとつです。幼虫の食草は、スイバ、ギシギシなどです。幼虫で越冬します。
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2017年04月05日

オオトビサシガメ〜日本最大のカメムシ〜

 カメムシ目サシガメ科の昆虫です。体長2〜3cmで全身が茶褐色をしています。サシガメの仲間で最大の大きさで、日本最大のカメムシになります。本州・四国・九州の分布し、山地の日当たりのよい樹上や草上に生息し、肉食で小昆虫を捕らえて体液を吸います。成虫は、樹皮の下や樹洞で集団越冬します。
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 動きはゆっくりしていますが、手で触ると鋭い口吻で刺されることがあり、刺されると激しく痛みますので十分な注意が必要です。他のサシガメも同じですが、「危険な昆虫」の一つです。名前の由来は「大きな、トビ色のサシガメ」からきているようです。オオトビサシガメの出す臭いはバナナに似た匂いだそうです。
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2017年03月18日

オオキンカメムシ〜南方系の美しいカメムシ〜

 カメムシ目オオキンカメムシ科の昆虫です。体長は20〜26mmで、関東地方より南の地域で見られます。南方系の種類で、橙赤色地に紫黒色の大きな斑紋を持つ美しいカメムシです。
 成虫は、ツバキ、ミカン類などの葉の裏で集団になって越冬をします。

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2017年03月05日

ツチカメムシ〜地上性の小さなカメムシ〜

 カメムシ目ツチカメムシ科の昆虫です。体長は5〜8mmで、日本全国に分布しています。光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色の小型のカメムシです。
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 地上性のカメムシで、森林、草地、樹木の落ち葉の下などにいます。地面を歩き回り、地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁をストローのような口で吸ったり、地中に潜って植物の根から汁を吸います。猪名川公園のクスノキの根元の落ち葉の下などで良く見られます。
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