2017年06月12日

セマダラコガネ 〜フィリピン原産の小さなコガネムシ〜

 甲虫目コガネムシ科の昆虫です。体長は8〜13mmくらいで、6〜8月に発生します。薄茶色と黒色のまだら模様の小さなコガネムシです。体色には変異があり、全身が黒色のものもいます。体の大きさに比べるとくしのついた触角が大きめで、この触角をアンテナのように広げていることが多いようです。
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 原産地はフィリピンですが、北海道から九州まで広く分布し、雑木林の周辺などで葉の上によく見られます。広葉樹を中心にいろいろな植物の葉を食べます。幼虫は土の中で生きた植物の根を食べて成長するため、ゴルフ場の芝に被害を与えるので問題になっています。街中の公園でも見られることがあります。
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2017年06月08日

ウズラカメムシ〜鳥のウズラに似た模様のカメムシ〜

 カメムシ目カメムシ科の昆虫です。体長は8〜10mmくらいで、暗褐色で淡黄褐色の縦じま模様があります。本州・四国・九州に分布し、草原で見られ、ススキ、エノコログサなどのイネ科植物に集まります。イネの穂に害を与えることがあります。
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 長細い三角形の頭部をしており、尖った頭部が印象的なカメムシです。ウズラの和名は、「目の上の口ばしから頭部後ろへの白い模様とずんぐりした体形が似ている」からとか、「クリーム色の地色に黒褐色の点刻があり、ウズラ卵の模様に似ている」から名づけられたという説があります。
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2017年05月31日

ヒメボタル〜陸上で一生を送る陸生のホタル〜

 コウチュウ目ホタル科の昆虫の一つです。成虫がよく光るホタルの一つですが、ゲンジボタル、ヘイケボタルに比べると知名度は はるかに低いホタルです。ヒメボタルは、陸上で一生を送るホタルです。幼虫は陸生で、カタツムリなどを食べます。日本ではホタルといえば清流を連想しますが、世界のホタルは陸生の方が普通で、森林内に生息するものが多いのです。
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 一般に、ホタルといえば、ゲンジボタルやヘイケボタルを思い浮かべる人が多いと思います。これらの幼虫は水の中にすんでいて、残念なことにほとんどの都市河川では水質汚濁が進み、幼虫時代を水中ですごすゲンジボタルやヘイケボタルと、その餌となるカワニナなどの巻き貝の仲間はすめなくなってしまいました。
 ところが、ヒメボタルは、世界中のほとんどのホタルのなかまと同様に、陸上で一生を送るために、水質汚濁の影響を受けずにすみました。都市部でも、開発のかげで雑草のはえた河川敷や竹林などの意外に身近なところでこのホタルは生き延びていたのです。
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 現在は、尼崎市内では猪名川・藻川の河川敷などにのみ生息していますが、本来は 森林や竹林、草原などにすむホタルで、「森のホタル」とも呼ばれています。かつては、猪名川沿いの河畔林(自然林)や竹林、社寺林で数多く見られていたそうです。
 しかし、都市開発により猪名川沿いの河畔林や竹林がなくなり、本来の生息場所を追われすぐそばにあった猪名川・藻川の河川敷でかろうじて生き残っているものと考えられます。メスは飛行できないため移動性は小さく、絶滅の危機と隣り合わせの状態といえるでしょう。大阪府では準絶滅危惧種に指定されています。
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2017年05月24日

オビカレハ〜成虫よりも幼虫が知られているガ〜

 チョウ目カレハガ科のガの仲間です。黄褐色で,前翅に濃色の帯模様があります。成虫は5月下旬から6月に羽化して発生します。見た目は毒蛾(ドクガ)に見えますが、毒はありません。
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 食樹が、サクラ、バラなどの園芸種のため、成虫よりも幼虫のほうがよく見られています。水色の体に背中に3本のオレンジ色の線がある毛虫です。この毛虫にもドクガありそうに見えますが、毒はなく手で触れても大丈夫です。
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2017年05月16日

虫こぶ:エドヒガンハベリフクロフシ〜サクラハベリフシアブラムシの虫こぶ〜

 サクラハベリフシアブラムシの幼虫がエドヒガンザクラに造った虫こぶで、エドヒガンハベリフクロフシと呼ばれる虫こぶです。「エドヒガンザクラのハ(葉)のヘリ(ふち)に、葉の裏側に向けてフクロ(袋)状に巻いてついたフシ(むしこぶ)」という意味です。
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 5〜6月に虫こぶから成虫は出ていき、ヨモギに移動します。ヨモギの地下茎の先端でヨモギから汁を吸い、アリと共生します。秋に再びサクラに戻ってきます。
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