2018年02月22日

エサキモンキツノカメムシ〜背中のハートがかわいいカメムシ〜

 カメムシ目ツノカメムシ科の昆虫です。体長は10〜14mmくらいで、北海道・本州・四国・九州・奄美まで広く分布しています。触ると臭いにおいを出します。落ち葉の下や樹皮のすき間などで、成虫で越冬します。
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 体の周辺部分が緑色、中央部が褐色で、胸の両端が尖っています。体の中央にハート型の黄色い斑紋が特徴のカメムシです。ミズキなどの樹上で見られることが多いです。メスは産んだ卵を守る習性があります。長い名前ですが、名付け親がエサキさんで、黄色い紋(モンキ)のツノカメムシということからこの名がついています。
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2018年02月17日

ヒゲジロハサミムシ〜成虫になっても翅(はね)がない〜

 ハサミムシ目ハサミムシ科の昆虫です。体長は、18〜25mmくらいで、本州・四国・九州・沖縄まで広く分布しています。林の中の倒木の下にすみます。平地でも、枯葉の堆積地や朽ち木の中などに見られます。
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 黒色で、触角の先端付近に白い節があるハサミムシです。脚も白色で、付け根が黒色をしています。鋏はほとんど湾曲しません。翅はありません。
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2017年10月06日

ヨモギハムシ〜ヨモギの葉が好きなハムシ〜

 甲虫目ハムシ科の昆虫です。体長は8mm前後の大きさで、黒色をしており青藍色や紫藍色の金属的な輝きを持っています。北海道から九州・沖縄まで広く分布しています。春から秋にかけて発生し、草原や人家の近くでもよく見られます。
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 ヨモギを好んで食べ、茎や葉の上や根元の地表で見られます。捕まえようとすると手足をひっこめてポロッと地面に落ちてしまいます。ほとんど飛ばずに、歩き回ることの方が多いです。
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2017年09月03日

オオスズメバチ〜世界最大のスズメバチ〜

 ハチ目スズメバチ科の昆虫です。体長は、働きバチが27〜37mm。女王バチは37〜44mmくらいの大きさで、頭が黄橙色、胸が黒色、腹部は黄橙色と黒色の縞模様の、親指大の大きなハチです。日本のハチの中で最大の種で、スズメバチの仲間としては世界最大です。インドからアジア各地に広く分布し、日本でも北海道から九州まで分布しています。4〜10月の発生し、働き蜂は、雑木林の樹液によく集まるほか、他の昆虫を襲って幼虫の餌にします。秋になると、ミツバチや他のスズメバチの巣を群れになって襲撃し、幼虫や蛹を運び出して全滅させることもあります。
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 巣は、樹木の洞や、土中の空洞などにつくります。春が来て暖かくなると、土中や朽ち木の中で越冬を終えた女王バチが単独で巣造りを始めます。まず小さな巣を造って卵を産み、約1ヵ月の間、女王バチ1匹で巣の拡張、エサ集め、育児をします。そのうちに働きバチが成虫になり、女王バチは巣の中に留まって産卵と巣の中の社会的秩序を保つ仕事に専念します。そして秋口になると新女王が出現すし、旧女王バチは新女王バチが巣立つ前に死に、すべての働きバチや雄バチも死んでしまい元の巣は解散します。冬を越せるのは新女王バチだけです。
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 オオスズメバチは世界最大のスズメバチであり、毒性は極めて強く毒の量も多いため、多くの個体に毒針で刺されると、人が死ぬこともあります。しかし、スズメバチが人を刺すのは、あくまでも巣を守るためであり、むやみやたらに人を襲うわけではありません。野外で出会ったらむやみに刺激しないよう注意してスズメバチから離れてください。
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♪♪ ハチのムサシは死んだのさ ♪♪(平田隆夫とセルスターズ)
 https://www.youtube.com/watch?v=IaAiGgY75RA
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2017年08月30日

クロウリハムシ〜ウリの葉を食べる黒い虫〜

 甲虫目ハムシ科の昆虫です。体長は6〜7mmくらいの大きさで、上翅と脚は黒色で、頭部と胸部は赤みがかった黄色をしています。4〜10月に発生し、本州・四国・九州・沖縄に広く分布しています。
 ハムシは、名前の通り「葉を食べる虫」という意味です。クロウリハムシは、「翅が黒色で、ウリの葉を好んで食べる虫」という意味で、生態そのままの名前がついています。
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 林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種です。カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べます。幼虫は地中にいてウリ類の根を食べて育ち、成虫で越冬します。春から夏にかけて主にキュウリ等のウリ科植物に出現し、幼虫は根を食い荒らし、成虫は葉を食い荒らすので害虫となっています。
 摂食の際、まず、葉を円形に傷つけ、円形の中の葉を食べます。これを「トレンチ行動」といいます。植物が出す防御物質(苦味や粘性がある)の流入を遮断する効果があると考えられていますが詳細は不明です。
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