
4月末に植え付け、田能の農地で育った田能のさといもです。夏には大きな葉を広げて夏の暑さを力にして育ってきました。大きな葉は、トトロが雨傘として持っているものです。11月に入ると、さといもの大きな葉が次々と倒れていきます。葉が倒れてくると収穫時です。大きな親芋の周りに子芋、その周りに孫芋がついています。
芋掘りと同時に、土の中からコガネムシの幼虫や、ミミズ、オケラも出てきました。さといもの葉に水をかけると、水玉になって乗っています。葉を揺らすと、ころころと水玉が転がります。子ども達は、自然との触れあいも楽しんでいました。
畑を歩くと、足元からカエルやバッタが飛び跳ねます。さといもの茎の隙間にヌマガエルが隠れています。水が流れていない水路にもたくさんのバッタやカエルがいます。子ども達はみんなで生き物さがしに夢中です。収穫の喜びと同時に、たくさんの生き物達とも触れ合えました。