2025年02月19日

環境体験学習2024:園田東小学校3年生が猪名川公園で冬の自然観察

 18日。猪名川と藻川の合流点近く(東園田町8丁目)にある尼崎市立園田東小学校3年生22人が、園田東小学校前から椎堂まで阪神バス(路線バス)に乗り、猪名川公園までやって来ました。自然と文化の森協会から7人がスタッフとして参加し、猪名川公園での環境体験学習をコーディネートし子ども達の活動を支援しました。5月の活動に続いて、2回目の出会いです。
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 草地で冬越し中の草花の様子を観察です。地面に貼りついて葉を広げています。バラの花のように見えることからロゼットと呼ばれています。エノキの根元に落ちているエノキの枯葉を1枚ずつ見て行くと、ゴマダラちょぷの幼虫が冬越しをしています。春になるともう一で木に登り、エノキの葉を食べて大きくなり成虫のチョウになります。木の下にある落ち葉も生き物たちにとっては大切な住処なのです。
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 松林で松ぼっくりを拾いました。森に行くとリスが松ぼっくりの周りを食べたものが見つかり、「森のエビフライ」と呼ばれています。猪名川公園にはリスがいないので、人間の手でエビフライを作ってみました。冬の猪名川公園、何も無いように見えますが、キノコを見つけたり、大きなどんぐり、ハラビロカマキリの卵、セミの抜け殻やセミの産卵跡なども見つけることが出来、冬の自然を楽しんでもらいました。
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 最後は、ツバキの葉で木の葉笛を鳴らします。葉をくるくると丸めてストローのようにします。橋をつぶして口にくわえて吹くと、「ブー!!」と音が出ます。最初はなかなか音が出ないで苦労していましたが、何度もチャレンジしていると音が出るようになり、嬉しそうに木の葉笛を鳴らしていました。今回で2024年度に依頼を受けた環境体験学習・自然体験学習は終了です。今年度は33回の実施でした。
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posted by もりぞー at 08:36| Comment(0) | 体験事業分野
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