2025年01月30日

環境体験学習2024:清和小学校3年生が農業公園で自然観察オリエンテーリング

 29日。JR尼崎駅の南にある尼崎市立清和小学校(長洲本通1丁目)の3年生32人が、JR尼崎駅から猪名寺駅までJRに乗り、農業公園までやって来ました。自然と文化の森協会から10人がスタッフとして参加し、農業公園での環境体験学習をコーディネートし子ども達の活動を支援しました。
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 芝生広場のクスノキの根元に荷物を置き、中央に集合して自然観察オリエンテーリングのスタ−トです。10番のポイントは、「この竹林の周りはどうして竹の塀で囲っているのでしょう。@中が見えないように。A中に風が入らないように。B飾りにつけてある」という問題です。答えはAで、この竹林に生息しているヒメボタルの生息地保全のためのものです。田能の田んぼに水を引くために頑張ったお殿様の石碑の前で記念写真です。
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 午後は、最初に冬越し中の生き物観察です。エノキの木に巻いた菰(こも)を外して生き物さがしです。クモがいっぱいいます。テントウムシやカメムシ(ツヤアオカメムシ・クモヘリカメムシ)もいます。エノキの葉を食べて大きくなるゴマダラチョウの幼虫も見つかりました。2本角をはやしたかわいい姿の幼虫です。
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 どんぐりゴマ作り。公園のヤブつばどんぐりゴマ作り。公園のヤブつばキの葉を使って木の葉笛を作って鳴らします。みんな上手にできて、大きな音が出ていました。公園のモミジバフウの実を使ってまっくろくろすけも作りました。隣の梅林の木の枝にカエルが刺さっています。モズ(鳥)が、秋に冬用のエサとして置いているもので、「モズのはやにえ」と呼ばれるものです。とっても寒い日でしたが、冬だから見られるものがいくつも見つかりました。
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posted by もりぞー at 08:55| Comment(0) | 体験事業分野
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