2024年12月06日

環境体験学習2024:園和北小学校3年生が猪名川風致公園でクラフト作り

 5日。藻川のすぐ東(田能1丁目)にある尼崎市立園和北小学校の3年生116人が、学校から歩いて猪名川風致公園までやって来ました。自然と文化の森協会から10人がスタッフとして参加し、猪名川風致公園での環境体験学習をコーディネートし子ども達の活動を支援しました。6月の藻川での生き物さがし、11月の猪名川公園での自然観察オリエンテーリングに続いて3回目の出会いです。
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 猪名川風致公園の自然林の下で、クラフト作りなどを楽しみます。どんぐりの仲間のマテバシイの試食をします。栗のような味がします。自然林に生える破ツバキの葉で草履を作ります。木の枝を削って鉛筆にし、自然林に生えるトウネズミモチの葉に字を書くと、文字が浮かび上がります。葉に含まれるタンニンが木の枝鉛筆でこすられて酸素と結合して黒くなるのです。
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 自然林のササの葉を使って、ササ船やササ飴を作ります。ササ船は水に浮かべてそっと息を吹きかけると前に進みます。ササ船が前に進むと、子ども達は嬉しそうな顔をしています。ササ飴、昔雨を笹の葉で包んでいたことから来ている、昔の子ども達のままごと遊びの道具です。ササの葉の抗菌作用を利用しての食物保存の知恵でした。
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 松ぼっくりを使ったけん玉は、作った後が楽しみです。うまく入るかお互いに競争していました。木の枝を丸く切ったものに絵を描いて、木の枝ブロ−チも作りました。自分だけの宝物・記念品ができました。前回もした松葉相撲も人気でした。自然のものを利用して遊び道具が作れ、それで楽しめる。自然の素晴らしさ・楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。
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posted by もりぞー at 08:40| Comment(0) | 体験事業分野
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