2023年05月11日

猪名の里の生き物たち120.カギモンキリガ〜成虫のかぎ型の模様が特徴的〜

 チョウ目ヤガ科の昆虫です。体長38〜41mmほどで中型の蛾(が)です。前翅は淡褐色で後翅は黒褐色。前翅表面に特徴的なC字状の黒い紋があり、これが「かぎ状」に見えることから名づけられたようです。蛹越冬で、成虫は3月〜5月の春期にのみ現れます。
2.JPG  kagimonkiriga.jpg
 常緑樹林にすむ暖地性の蛾で、幼虫の食草はツルグミやナツグミなどのグミの仲間です。食草であるグミの仲間が生育していることが重要です。国内における生息地が限定され、個体数が少ない。常緑広葉樹林の減少・消失などから絶滅の危険性が高いとされています。石川県では絶滅危惧種に、大阪府では準絶滅危惧種に指定されています。兵庫県での目撃例は少なく、尼崎市内では初の目撃かもしれません。   [幼虫:2023年5月3日 猪名川自然林で撮影]
posted by もりぞー at 08:50| Comment(0) | 猪名の里の生き物たち
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