

和食での料理の盛りつけで料理の飾りにハランの葉を包丁で細工したものを使うこともあります。現在では高級料亭、寿司店で使われています。現在、折詰や刺身に付いてくる「緑色のプラスチックシート(人造バラン)」は、このハランの葉の飾りつけを模したものです。これは、ハランを真似て作ったプラスチック製のものを人造ハランと呼んだのが起源です。前に「人造」が付くため「ハラン」が連濁して人造「バラン」となり、「人造」が取れて短縮された結果、「バラン」とよばれるようになりました。 [2021年3月29日。猪名川公園で撮影]