2020年05月16日

猪名の里の花々28.ユウゲショウ〜夕方に化粧したような美しい花を咲かせる〜

 アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。南アメリカ原産で、明治時代に観賞用として移入されたものが野生化し、日本各地の道端や空き地になどに広く分布しています。5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1〜 1.5cmの花をつけます。花びらは4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色です。やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄しべが8本あり、雌しべの先端は紅色で4裂しています。 熟した果実は雨に濡れると開き、種子が飛び散ります。
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 名前の由来は夕方頃に花を開き、白地に赤い化粧をしたような美しい花を咲かせることから「ユウゲショウ(夕化粧)」と呼ばれます。しかし、実際はほとんどが昼間から花を開いています。アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)とも呼ばれています。 [花:2020年5月4日。猪名川河川敷で撮影]
posted by もりぞー at 09:25| Comment(0) | 猪名の里の花々
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