2020年04月22日

猪名の里の花々23.コクサギ〜小さな臭い木〜

 ミカン科コクサギ属の落葉低木で、本州、四国及び九州の山野に自生します。湿った林内や沢沿いに群生することが多く、日本以外でも朝鮮半島南部や中国の東南部に分布しています。コクサギは「小さな臭い木」であり、その名の通り独特の臭気があります。葉は光沢があり、ミカン科特有の油点があって、独特の臭気があります。葉を煎じた汁は殺虫効果があり、汲み取り便所の蛆(ウジ)殺しや家畜のシラミ殺しに使われていました。また、枝や若葉を堆肥に入れたり、そのまま肥料として利用されていました。
コクサギ花2.JPG  コクサギ2.JPG
 雌雄異株で、雄花は総状につき、直径約8o。花弁は4個、淡緑色。雄しべも4個です。雌花は長さ1〜2pの花柄の先に1個ずつつきます。果実は刮ハで、分果は3〜4個です。種子は長さ約4oのやや楕円状の球形で、光沢のある黒褐色に熟します。[花:2012年4月12日。実:2010年10月10日。猪名川自然林で撮影]
posted by もりぞー at 09:07| Comment(0) | 猪名の里の花々
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