2020年03月09日

猪名の里の花々20.ホトケノザ〜葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見える〜

 シソ科の越年草です。アジアやヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布し、日本では北海道以外の本州・四国・九州・沖縄に自生しています。道端や田畑の畦などによく見られる10cm〜30cmくらいの雑草です。葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱きます。葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのがホトケノザという名前の由来です。また、葉が段状に付くところから3階建ての屋根に見立てて、「サンガイクサ(三階草)」という別名を持っています。茎の断面は四角形で柔らかいです。花期は3月から6月で、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫色で唇形状の花をつけます。子ども達が花びらを抜き取り、それを吸って蜜を味わって遊びます。
ホトケノザ1.JPG  ホトケノザ2.JPG
 春の七草の1つに「ほとけのざ」がありますが、本種のことではなく標準和名をコオニタビラコというキク科の草です。本種を七草の「ほとけのざ」であると誤解されている場合がありますが、本種は食用ではないため注意が必要です。[2011年11月15日。藻川堤防で撮影]
posted by もりぞー at 09:41| Comment(0) | 猪名の里の花々
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: