2017年08月30日

クロウリハムシ〜ウリの葉を食べる黒い虫〜

 甲虫目ハムシ科の昆虫です。体長は6〜7mmくらいの大きさで、上翅と脚は黒色で、頭部と胸部は赤みがかった黄色をしています。4〜10月に発生し、本州・四国・九州・沖縄に広く分布しています。
 ハムシは、名前の通り「葉を食べる虫」という意味です。クロウリハムシは、「翅が黒色で、ウリの葉を好んで食べる虫」という意味で、生態そのままの名前がついています。
クロウリハムシ.JPG
 林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種です。カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べます。幼虫は地中にいてウリ類の根を食べて育ち、成虫で越冬します。春から夏にかけて主にキュウリ等のウリ科植物に出現し、幼虫は根を食い荒らし、成虫は葉を食い荒らすので害虫となっています。
 摂食の際、まず、葉を円形に傷つけ、円形の中の葉を食べます。これを「トレンチ行動」といいます。植物が出す防御物質(苦味や粘性がある)の流入を遮断する効果があると考えられていますが詳細は不明です。
posted by もりぞー at 09:38| Comment(0) | 猪名の里の生き物たち
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