2024年10月22日

環境体験学習2024:浦風小学校3年生が猪名川公園で自然観察

 21日。阪神杭瀬駅の西(杭瀬南新町4丁目)にある尼崎市立浦風小学校3年生22人が、阪神杭瀬から阪急園田まで阪神バス(路線バス)に乗り、阪急園田から歩いて猪名川公園までやって来ました。藻川での生き物さがしに続いて、2回目の出会いです。自然と文化の森協会から5人がスタッフとして参加し、藻川での環境体験学習をコーディネートし子ども達の活動を支援しました。
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 猪名川公園の地図を見ながら、ポイントをさがしていきます。4人ずつのグループになると、全体で5グループしかありません。広い公園の中では、ほかのグル−プがどこにいるか分かりません。それぞれのグル−プが自分たちの力だけでポイントをさがしていきます。
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 途中の自然遊びコ−ナ−も、ゆったりです。松林の横では松葉相撲のコ−ナ−で楽しみます。公園の一番北側の端では、カタバミの葉を使って10円玉を磨きます。カタバミに含まれる酸の力でピカピカになります。植物の力の不思議さを実感します。
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 最後に、各ポイントの問題の答え合わせです。答え合わせをしながら、猪名川公園がもともとは猪名川が流れていた場所であったことを知ってもらいます。60年前に猪名川が北側に直線化して付け替えられた時に、自然が残り旧河川敷(廃川跡)を地域の人たちの自然を残そうという声医に尼崎市も一緒になって公園として残してきた歴史も知ってもらいました。そのおかげで、キツネやタヌキもすむ自然一杯の場所が尼崎に残ることになりました。
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posted by もりぞー at 08:39| Comment(0) | 体験事業分野