2024年05月23日

環境体験学習2024:園和小学校3年生が藻川で自然観察

 22日。藻川の東、阪急園田駅の北(東園田町4丁目)にある尼崎市立園和小学校3年生102人が学校から歩いて、藻川中園橋までやって来ました。天候不順で1週間ほど延期になっての実施です。中園橋までの途中、ごみ拾いをしながら藻川の堤防や河川敷を歩いてやって来ました。
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 NPO法人まいどいんあまがさきが中心で実施される藻川での環境体験学習ですが、自然と文化の森協会からも4人がスタッフとして参加して藻川のバッタや魚などの生き物観察コーナーを担当しました。魚観察コーナーでは、チチブ・ウキゴリ・オイカワやモクズガニ、ハグロトンボのヤゴなどを見てもらいました。小石を集めて巣を作っているヒゲナガカワトビケラも人気でした。
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 バッタのコ−ナ−では、成虫で冬越しをしていたクビキリギスやアカハネオブバッタが多く見つかりました。トノサマバッタの小さな赤ちゃんも見つけました。アミを持って、たくさん飛んでいるモンシロチョウを追いかけます。ナヨクサフジにとまっていたかわいいテントウムシも見つけました。
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 河川敷の植物観察や藻川漁業組合の方による投網漁の実演も見学しました。投網の実演では、カマツカやオイカワ、ボラが捕まり。海から上がってきた天然のアユの稚魚も捕まっていました。藻川が水質の良いきれいな川であることが証明されました。子ども達がすむまちを流れる素敵な藻川について知ってもらえてよかったです。
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posted by もりぞー at 08:20| Comment(0) | 体験事業分野

2024年05月22日

田能の田んぼで生き物観察&カブトエビをさがそう(6/16)ご案内

 田能の田んぼも6月初めには農業用水路から水が引かれ、田植えがおこなわれます。田植えが終わった田んぼには、さまざまな生き物たちがくらしています。カエルやオタマジャクシがいたり、カブトエビやホウネンエビなどもいます。
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 農業公園周辺の農地を歩き田んぼにいる生き物たちをさがし、観察します。カブトエビは、今から3億年前の石炭紀の化石からも見つかっており、「生きている化石」とも言われています。現在では、田んぼの雑草を食べたり、雑草の発芽を抑えるため「田んぼの草取り虫」とも言われていますが、卵からかえると1ケ月くらいで死んでしまいます。今の時期しか見られない田んぼの生き物をさがしてみましょう。
◎ 問い合わせ&申込先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

posted by もりぞー at 08:11| Comment(0) | 農業分野

2024年05月21日

たくさんのヒメボタルの輝きを観ることが出来ました

 5月9〜11、16〜18日。農業公園・藻川・猪名川で、ヒメボタル鑑賞会をおこないました。今年は、藻川や猪名川河川敷で昨年の倍ほどの発光数が見られ、一面が電飾のようにピカピカと輝く光のじゅうたんのようでした。のべ400人程の方が観察会に参加いただき、尼崎に唯一生息する天然の蛍:ヒメボタルの光を楽しんでいただきました。
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 このブログのリンク集にある「自然と文化の森農部会インスタグラム」をクリックしていただき、「ヒメボタル観察会」で暗闇の中をヒメボタルが無数に光る動画をご覧いただけます。この機会にインスタ(農業分野を中心に発信)をご覧いただき、フォロー・登録いただければ嬉しいです。5月中は光を見ることが出来そうです。足元に気をつけてお楽しみください。ヒメボタルは兵庫県で絶滅が心配されている希少種に指定されています。持ち帰らないで、その場でご覧ください。
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 田能のヒメボタルの生息地を守る活動を、尼崎市や国土交通省と協働しておこなっています。11/末ヒメボタル幼虫調査。1/19ヒメボタル生息地保全活動in猪名川:樹木伐採作業。3/23ヒメボタル生息地保全活動in農業公園:竹囲い補修作業。ヒメボタルの里サポータークラブを中心におこなう市民参加の生息地保全活動に、みなさまの参加をお待ちしています。
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posted by もりぞー at 08:12| Comment(0) | ヒメボタル