橋の上からバケツを降ろし、川の流れの中央付近の水を汲み上げます。汲み上げた水の温度を測り、匂いや色を確認します。そのあと、パックテストという方法で「化学的酸素要求量 (COD)」「アンモニウム態窒素(NH4-N)」「水素イオン(pH)」を調べます。
藻川(中園橋)は、びっくりするくらい「きれいな水(COD:0〜2mg)」でした。猪名川(猪名川橋)ではpHが高くアルカリ性の水になっていることが分かりましたが、他の項目は「きれいな水(COD:0〜2mg)」だということを示していました。いつもの活動場所がきれいな水だということを確認できました。ここ数年、安定して良い調査結果が出ています。
水質調査の途中、河川敷のオギの穂を使ってフクロウ人形作りにチャレンジです。オギは在来種ですが、外来種のアレチウリの影響もあったりして生息域が少しずつ縮小してしまっています。オギ原の中に入ってオギの穂を取り、30〜40本まとめて作ります。一日置くと、穂がふくらんでふっくらとしたフクロウになります。