2025年05月18日

尼崎唯一の天然の蛍:ヒメボタルが光っています

 15〜17日の3日間、ヒメボタル観察会をおこないました。3日間で200人もの方がおいでいただきました。自然と文化の森協会からヒメボタルについての説明を最初におこない、観察会のスタートです。農業公園は昨年より発光数が多く、数十匹が飛び交っていました。保全作業で竹囲いの設置や幼虫調査に取り組んできた成果だと思います。嬉しいことです。
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 松本眞尼崎市長も参加され、「農業公園と周辺を尼崎の自然体験の拠点としたい」と語られました。多くの皆さんがヒメボタルバッジを買ってヒメボタルサポーターになってくださいました。市民と尼崎市や国土交通省などの行政が協働してヒメボタルの生息地保全に取り組んでいきたいと思います。松本眞尼崎市長が動画付きでブログに掲載されています。
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 藻川や猪名川河川敷では100匹を超えるヒメボタルが光り輝く様子を観ることが出来、尼崎で天然の蛍がこんなにたくさん生息していることに多くの皆さんが驚かれています。今週末頃までが見頃です。藻川中園橋付近河川敷・猪名川公園北側猪名川河川敷が、足元も良く発光数も多く観やすい場所です。安全に気を付けてご覧ください。希少種に指定されている生き物です。持ち帰りはおやめください。
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posted by もりぞー at 16:02| Comment(0) | ヒメボタル

農業体験2025:じゃがいもの収穫体験(5/31)ご案内

 田能の農園で、ジャガイモ(キタアカリ)が育っています。有機肥料を使用し、除草剤や農薬を使用しないで栽培しています。尼崎に残る田能の農地での初夏の収穫体験を募集します。
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 尼崎の農地で育った野菜の収穫をお楽しみいただけます。30分程度で収穫が出来ます。畑の生き物にも出会えるかもしれません。田能の農地での収穫体験・土との触れ合いをお楽しみください。申込先着50組程度の募集です。メールでの申し込みをお願いします。
◎ 問い合わせ&申込先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

posted by もりぞー at 10:06| Comment(0) | 体験事業分野

2025年05月17日

環境体験学習2025:武庫東小学校3年生が西武庫公園で自然観察ビンゴゲ−ム

 16日。阪急武庫之荘駅の北(武庫之荘6丁目)にある尼崎市立武庫東小学校3年生114人が学校から歩いて、西武庫公園までやって来ました。自然と文化の森協会から7人がスタッフとして参加し、西武庫公園での環境体験学習をコーディネートし子ども達の活動を支援しました。
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 公園の地図を持って公園の中のポイントを回ります。その途中で、ビンゴカ−ドにかかれたいろいろな事柄を見つけていきます。「赤かピンクの花」「くっつくもの」「きのこ」など16個の事柄が書かれています。しっかり見つめてさがしていきます。
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 ポイントにはスタッフがいて、クイズやミニ体験をおこないます。マツの木の横では松葉相撲をして楽しみます。公園の木にノキシノブという植物が生えています。ノキシノブの生態についてのクイズも考えます。
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 西武庫公園でもテントウムシがたくさんいます。テントウムシの幼虫やサナギも見つかりました。テントウムシについてのクイズもあります。公園にはたくさんのシロツメクサが咲いています。シロツメクサを集めて花飾り作りにもチャレンジしました。
 身近な公園ですが、普段は何気なく過ごしている場所で新しい気付きをしてもらうことが出来ました。西武庫公園では今月の末頃からゲンジボタルが光ります。素敵な公園の様子を知って欲しいと思います。

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posted by もりぞー at 12:20| Comment(0) | 体験事業分野

自然と文化の森(猪名の里)のすてきな宝物を 一緒に楽しみませんか ♪♪

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 藻川や猪名川自然林は、兵庫県のレッドリストに「貴重な自然の残る生き物豊かな場所」として掲載されています。自然と文化の森協会では、尼崎市と協働し 園田のまちの農業や自然・歴史文化と触れ合い、楽しみ学ぶ 公開イベントや取り組みをおこなっています。
大人も子どもも、猪名の里(自然と文化の森)のすてきな宝物に触れ、楽しみ、学びましょう ♪♪

posted by もりぞー at 07:05| Comment(0) | イベント

2025年05月15日

水辺で楽しもう2025:藻川に入って生き物さがし&アレチウリ抜き取り活動(6/1)ご案内

 6月の水辺で楽しもうは、藻川に入って楽しみます。中園橋付近の藻川は、清流といわれるほどのきれいな水質になっています。水辺で初夏の一日をのんびり楽しみながら、自然の中でゆったりと過ごしたいと思います。また、ヒメボタルなどが生息する藻川の豊かな自然を守るために、特定外来植物:アレチウリやアレチハナガサの抜き取り(駆除)のボランティア活動もおこないます。
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 藻川にひざくらいまで入って、たも網を手にして魚や生き物さがし。希望者にはライフジャケットを着けて川流れも楽しんでいただきます。どなたでも参加いただけますが、メールで事前の申し込みをお願いします(お申し込みは、家族単位でお願いします)。この活動は、(公財)琵琶湖・淀川水質保全機構のBYスタンプラリーの対象イベントです。BYスタンプ台紙をお持ちの方は当日押印します。お持ちでない方は事前にお知らせください。
◎ 問い合わせ&申し込み先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

posted by もりぞー at 08:32| Comment(0) | 水辺分野

2025年05月14日

初夏の草花で草花遊びやジャム作りを楽しみました

 11日。農業公園にご家族連れ30人が来られて、芝生広場に咲く初夏の草花で楽しみました。集合場所にカラスのエンドウが茂っていました。スタッフの指導で、カラスのエンドウのマメのさやの部分で笛を鳴らします。なかなか音が出ませんが、うまくなると素敵な音が聞こえてきます。
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 芝生広場に広がるクロ−バ―の花を集めて編んでいくと、花飾りができます。タンポポやカタバミの黄色い花を入れて飾り付けます。頑張って長〜い花飾りを作った子ども達もいます。ムラサキサギゴケの紫色の花、ムラサキカタバミのピンクの花もあります。かわいい花束もできました。
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 芝生広場に咲くムラサキカタバミの花を摘んでジャムにします。たくさん咲いていた花も、摘んでみると少ししかありません。砂糖を入れてなべで煮ていきます。きれいなおインク色のジャムが出来ました。クッキーにつけて美味しくいただきました。
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 猪名川旧堤防の草むらの中にあるクサイチゴも、赤い実をつけていました。最後に、農業公園のすぐ横にある自然と文化の森協会の農園でラディッシュの収穫も楽しみました。
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posted by もりぞー at 08:26| Comment(0) | 緑分野

2025年05月13日

田能のヒメボタル観察会2025:田能のお姫様・かぐや姫に会えるかな(5/15〜17)ご案内

 ヒメボタルは、本来は森林や竹林、草原などの陸にすむホタルで、「森のホタル」とも呼ばれています。竹林で光る様子は、かぐや姫の世界を想い描かせてくれます。かつては、尼崎でも河畔林(自然林)・竹林・社寺林などで数多く見られたそうです。しかし、今では都市開発などで本来の住処を追われて、猪名川や藻川の河川敷などでかろうじて生き残っているにすぎません。兵庫県のレッドデータブックには、絶滅の恐れがある希少種として記載されています。都市化された尼崎で頑張って生きている天然のホタルです。尼崎に住む貴重なヒメボタルを守るためにも、水辺にすむゲンジボタルやヘイケボタルとは一味違った光を、ぜひ ご覧ください。
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 気温が低かったり、風が強かったりして発光が見られない場合もあります。その際はお許しください。自動車で参加される方は、15日は田能口バス停付近・園田競馬場西側付近のコインパーキングをご利用ください。16日は20時30分までに農業公園駐車場に入庫ください。17日は園田競馬場東側付近のコインパーキングをご利用ください(猪名川公園の駐車場は使用できません)。いずれも、当日参加OKです。直接集合場所においでください。
◎ 問い合わせ先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp
posted by もりぞー at 08:21| Comment(0) | イベント

2025年05月12日

東園田7丁目の水路ビオトープでキショウブが開花

 阪急電車線路北側の東園田7丁目の水路ビオトープを手入れされている方からのお知らせが届きました。今年もキショウブのきれいな花が開花しました。近くに来られることがありましたら是非鑑賞にお越しください。
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 今年は魚が殆ど見られない、水路の泥揚げを実施してもらい。キショウブが植わっているあたりはほとんど水が無くなったのと、水路清掃で水草を同時にあげるので、水草の中にいた魚がほとんど引き上げられたのかもしれません。それともコサギやカラスが来ているので食べられたかもしれません。魚はあまり見られないかもしれないが、もう直ぐトンボも飛び出すはずです。キショウブの開花期間はあと1週間から10日と短い期間です。
posted by もりぞー at 15:06| Comment(0) | 水辺分野

2025年05月10日

環境体験学習2025:小園小学校3年生が藻川で生き物さがし

 9日。阪急園田駅の南西(若王寺3丁目)にある尼崎市立小園小学校3年生132人が、学校から歩いて藻川中園橋までやって来ました。自然と文化の森協会から7人がスタッフとして参加し、藻川での環境体験学習をコーディネートし子ども達の活動を支援しました。空模様が悪く、「お昼前には雨が降る」という天気予報が出ていたため、水に入っての生き物さがしからのスタ−トです。
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 タモアミの使い方、生き物の捕まえ方の説明を聞いた後、川に入って自由に楽しみます。気温が低く水温も低めでしたが、子ども達は元気いっぱいでした。子ども達のアミに、ウキゴリやモクズガニ、トンボのヤゴ、アメンボなどが入ります。
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 川底に沈んでいた大きな流木をスタッフと一緒に動かして、下に隠れている生き物を捕ります。大きなヌマチチブやモクズガニが捕まりました。スタッフ(藻川漁業協同組合・組合員)が投網の実演もおこないました。
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 最後に子ども達が捕まえた生き物の紹介です。マハゼやヌマチチブ。鉛筆よりも少し大きめのウナギが捕まっていました。ドジョウやボラもいました。ミズスマシも水槽の中でくるくると泳ぎまわっています。いろいろな生き物たちがいる素敵な藻川について知ってもらうことが出来ました。空模様が悪く、陸上でのバッタなどの生き物さがしは取りやめになりました。
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posted by もりぞー at 08:31| Comment(0) | 体験事業分野

2025年05月09日

草花遊びを楽しもう(5/11)ご案内

 初夏になり、農業公園の芝生広場にはたくさんのシロツメクサが花を咲かせています。シロツメクサを摘んで花冠や腕輪を作ります。タンポポの黄色い花も入れると、きれいな冠になります。花の指輪もかわいいです。
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 猪名川の堤防に行くと、カラスのエンドウも花を咲かせています。豆ができていれば、豆の笛も鳴らせます。堤防の草の葉でも音を出すことが出来ます。アメリカセンダングサやイノコヅチが生えていたら、やじろべえも作れます。どなたでも参加いただけますが、メールで事前の申し込みをお願いします(お申し込みは、家族単位でお願いします)。
◎ 問い合わせ&申し込み先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp
posted by もりぞー at 07:25| Comment(0) | イベント

2025年05月08日

農業体験2025:じゃがいもの収穫体験(5/31)ご案内

 田能の農園で、ジャガイモ(キタアカリ)が育っています。有機肥料を使用し、除草剤や農薬を使用しないで栽培しています。尼崎に残る田能の農地での初夏の収穫体験を募集します。
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 尼崎の農地で育った野菜の収穫をお楽しみいただけます。30分程度で収穫が出来ます。畑の生き物にも出会えるかもしれません。田能の農地での収穫体験・土との触れ合いをお楽しみください。申込先着50組程度の募集です。メールでの申し込みをお願いします。
◎ 問い合わせ&申込先:自然と文化の森協会・福本 hukumo08@bca.bai.ne.jp

posted by もりぞー at 08:34| Comment(0) | 農業分野

2025年05月07日

水辺で楽しもう2025:藻川でカニ釣りを楽しみました

 4日。藻川でカニ釣りイベントでした。毎年人気のイベントです。今年も40家族120人もの参加があり、途中で募集を締め切らせていただきました。兵庫県で絶滅危惧種に指定されている汽水域に生息するクロベンケイガニが藻川宮園橋付近にはたくさん見られます。
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 スルメやたくあんをひもにつけて巣穴に垂らすと、カニがハサミで挟んで引っ張ります。それを釣り上げるのですが、途中で離れてしまってなかなか上まで釣り上げることが出来ません。上まで上げるのは難しいので最後は手づかみです。
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 浅い岸辺に入って川の方から巣穴を見つけるご家族もおられます。なかなかでてこないので、巣穴に手を入れてつかもうとする子もいます。苦労しながらも、何匹ものカニが捕まりました。貴重なクロベンケイガニが棲める自然が残っていることを確認しました。
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 スタッフの高校生が大きなイシガメを捕まえました。イシガメも絶滅危惧種に指定されているカメです。藻川は、「生態系豊かな場所」として兵庫県のレッドデータブックに指定されている場所です。藻川の素敵な自然の中でしっかり楽しむことが出来ました。ケーブルテレビのベイコムさんの取材もありました。5/9から今日の様子が放送されるそうです。
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posted by もりぞー at 08:30| Comment(0) | 水辺分野